TOEICの勉強法リーディング編
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写真は全く関係ありませんが今回はTOEICリーディング編です。リーディングセクションはPart5からPart7まで、全100問となっています。リーディングはとにかくボリューム満点でなかなか最後まで解き切るのが難しいです。そこで重要なのが自分に合った時間配分を見つけることですが、それについては長くなりますのでまた今度詳しく書きます。まずは前回同様全体の特徴についてです。
・全体
リーディングセクションはリスニングセクションが終わると間髪を入れずに始まります。「This is the end of the Listening test. Turn to Part5 in your test book.」とアナウンスがリーディング開始の合図です。つまりリスニングセクションの終わり=リーディングセクションの始まりということです。そのため、リスニングが終わってホッとしているとリーディングの時間が無くなってしまいますので、一回深呼吸をしたらすぐにリーディングにとりかかりましょう。
また、音声にしたがって進行するリスニングとは違い、リーディングでは自分の匙加減で進めなければなりません。なので問題を解く合間に時計を見て時間管理を行う必要があります。(逆に言えば自分で好きなように時間をカスタマイズできるということです。)
あと、時間内に全て解き切るのは難しいと書きましたが、目標点数によっては全部解かなくても大丈夫です。大体の目安として、リーディングで400点以上を目指す場合は全部、そうでなければある程度問題を絞って正答率を高くするという感じです。(※TOEICの点数は周りの受験生の出来具合によって変動するので絶対という保証はできませんのでご注意を。)
・各Partの特徴
Part5は一文中に空欄が1つあり、4つの選択肢の中から最も適切なものを選ぶ問題で、全部で30問あります。こちらは単純な文法問題なので、対策は単純です。しかし、量が多く単調な問題が続くため集中力を保ちにくいと感じる方も多いと思います。
Part6はメールや広告などの少し長めの文書に空欄あり、4つの選択肢から最も適切なものを選ぶ問題です。1つの文書につき空欄は4つあり、全部で4×4=16問あります。こちらはPart5に比べ、他人に読んでもらうための文書であるため読みやすく、流れも掴みやすくなっており得点源にしやすいです。
Part7は広告、メール、新聞記事などの文書から情報を読み取り後に続く設問に答える問題で、一つの文書に関する問題が29問、複数の文書に関する問題が25問、この順番に出ます。後半の複数の文書の読み取りは特に時間が無くて焦りますが、落ち着いて読めば答えが書いてあるので、個人的には他のPartよりも正答率が高かったです。
・勉強法
勉強法ですがこれといって難しいことはしません。
Part5は基礎的な文法問題ですので、よくある問題集をひたすら周回して定着させます。
Part7はたくさんある情報のなかから適当なものをピックアップするという問題ですが、こちらも周回して定着させます。適当な情報をピックアップするときの注意ですが、必ずしも問題文と設問で同じ言い回しとは限らず、むしろ言い換えられていることの方が多いくらいです。なので、広い視野をもつことを意識しましょう。ただほとんどの場合、設問の順番に情報が出てきていますので、それを目印に探すと良いでしょう。(稀に例外はありますが...)
Part6はPart5とPart7を足して2で割ったような感じの問題です。文法問題でありながら、流れを読み取る必要があります。こう書くと難しそうに見えますが、やることが多い分一つ一つのタスクの難易度はもっとも易しいです。
そして全Part共通で解いていて分からない単語、フレーズが出てきたら、復習する際にノートに書き出して辞書でその意味を調べます。もし以前にも調べていたけど分からなかったというような単語があったらそれも全部書き出して同じようにもう一度調べます。そして隙間時間にノートを見返していく習慣をつければいつかは自然に覚えます。