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2022.02.05 07:00
TOEIC

TOEICの時間配分の決め方

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前回の投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、今回はTOEICの時間配分の見つけ方について書いていきます。

方法は人それぞれ

 TOEICのリーディングセクションは時間内に解ききるのが大変な問題量で有名です。そこで重要なのが時間配分です。以前にも書いたかもしれませんが、音声にしたがって進行するリスニングとは違い、リーディングでは自分の匙加減で進めなければなりません。ネット上にも様々な配分の例があるとは思いますが、得意不得意は個人差があるので、自分に合った時間配分を見つけるための方法をご紹介します。これは、TOEICだけではなく、ほかのテストでも使える方法なのでぜひ試してみてください。

まずはざっくりと

何か特別なことをするような感じもしますが、実際は問題とペンとストップウォッチを用意して、時間を測りながら問題を解くだけです。このときにポイントがあります。

①制限時間の75分を超えたとしても気にせず解き続けること。

②ラップ機能を使ってPart毎(Part7は前半29問と後半25問に分ける)の時間を記録すること。


 ①について。時間配分をどうするか悩んでいるということは、最後まで解き切ることが出来ていないでしょう。そういう方は、最後の方は適当にマークしてほとんど問題に目を通さずに終わっていると思います。どうせ最後は適当にマークするのだからといって対策を怠っていることもあるかもしれませんが、それではいつまで経っても点数は上がりません。なので、まずは最後まで問題を解ききるという感覚を身につけてください。
 ②について。全体の質をまとめて高めるのはなかなか難しいからです。個々に少しずつ質を高められたら、自然と全体の質も高まります。この問題量と時間になってくると、今自分がどこまでできていればいいのか分からなくなるので、分けて把握していきます。

 ①②を意識しながら問題を解いたら次のステップに進みます。②のPart毎の時間を振り返ります。まずは、Part5:15分、Part6:15分、Part7前半:30分、Part7後半:30分以内でできていれば、比較的短期間で全部の問題解けるようになります。そうでなければ長期戦になりますので、すぐに点数を上げる必要があるならばある程度問題を絞って正答率重視で解く方が良いでしょう。この基準をクリアしていれば、次にどのPartでどの程度タイムを縮められるかを考えていくのですが、日を置いて今度はPart毎に2回ずつ解くのを全Partでやってみてください。初めに解いたときのタイムとの平均値を出して、それを自身の基準として時間配分を決めていきます。


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おまけ

 ここから先は私が実際に決めていったかになります。あくまで一例として参考程度にしてください。

 私はPart5のようにシンプルな文法問題がひたすら続くのが苦手でしたが、Part7のように流れのある文章を読み取る問題は得意でした。また、Part6はそのどちらでもないという感じでした。よく目にする時間配分がPart5に10分、Part6に10分、Part7に55分というものでしたので、まずはそれを目指しましたが、どう頑張ってもPart5は14分ほどかかってしまうため、他で時間を稼ぐことにしました。Part6は調子が良ければ8分台で解けることがあったのでPart6だけを何回も解いて、そのスピード感を身につけました。次に、29問あるPart7の前半は、正答率のことも考慮して平均1問1分弱のつもりで28分程度に落ち着きました。最後にPart7後半ですが、1問1分で25分を目標に頑張りました。こちらもPart7の前半、Part7の後半だけそれぞれを何回も解いてスピード感や読み方のコツを身につけました。これでなんとかギリギリ75分に収まりました。

◆まとめ

 Part毎に練習してく方が短時間に集中して行うため、コツを掴みやすく、復習がしやすいというメリットがあります。私のように集中力が続かないという方にはおススメです。TOEICのスコアを必要とする方のほとんどは、忙しくてなかなか時間が取れないと思います。Part毎に解いていくと、復習の時間を含めても1時間足らずで終わりますので、全部を75分かけて解くのを時間があるときにまとめてやるよりも、効果が得やすく持続しやすいと思います。時間配分をどう決めたらよいか分からないという方はぜひ試してみてください!

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