【必見!】論述問題の対策
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優良塾枚方東中振校のAです!
この時期、授業では一通りカリキュラムを終え入試問題を解く機会も増えてきた思います。
そこで今回は、入試問題を解いていて戸惑ってしまうことも多い
論述問題の対策について話していこうと思います。
理系でも論述は必要!?
論述問題というと、小論文だったり
私立大学や国公立の二次試験の国語などをイメージされると思いますが、
実は生物や化学といった理科でも論述問題がでることも多いです。
中でも生物は特に頻度が高く字数も多いです。
そこで今回は、生物を例に挙げて説明していきます。
彼を知り、己を知れば百戦殆からず
様々なことに共通して言えます。論述問題も同じです。
まずはチュートリアルとして分かりやすい敵から少しずつ知っていきましょう。
「ある用語について数十字程度で述べよ。」
これが最もシンプルな形式です。
しかし、シンプル故に弱点が少ないです。
何かについて説明するにはその説明したいものについてよく知っていなければなりません。
知らないものを適当に説明するのはもはや大喜利です。
よく知っているようなものでさえ
いざ説明しようとすると言葉が出てこないなんてことはよくあります。
まず教科書で太字になっているような用語はきちんと覚えておきましょう。
ですが、ただ用語を一問一答形式で覚えているだけでは論述問題は解けません。
その一問一答を自分で作ることができなければなりませんが、できてしまえば勝利は目前です。
問題は自分で作るべし
ということで実際に「リボソーム」で一問一答の問題を作っていきましょう。
一問一答を作るコツはキーワードです。リボソームのキーワードを考えていきましょう。
「タンパク質合成」、「mRNA」、「rRNA」、「サブユニット」この辺りです。
キーワードを考えたら、次にやることはキーワードの補足と連結です。
今回連結すべきキーワードは「タンパク質合成」と「mRNA」、「rRNA」と「サブユニット」です。
「mRNA」と「タンパク質合成」
→「mRNAの情報をもとにタンパク質を合成する。」
「rRNA」と「サブユニット」
→「rRNAとタンパク質の複合体である大小2つのサブユニットから成る。」
といった感じです。
あとはこれらをさらに連結して、
「rRNAとタンパク質の複合体である大小2つのサブユニットから成り、
mRNAの情報をもとにタンパク質を合成するのは何?」という風にすれば一問一答は完成です。
実際に問題を解くときには、「~するのは何?」を「~する。」or「~するもの。」に変えればOKです。
字数を増やしたいor減らしたい場合はキーワードを増やすor減らすことで調節します。
ここで減らすキーワードを間違えると、〇はもらえません。
適切なキーワードを選択するには、適切な知識を持っていれば大丈夫です。
キーワードを補足したり連結する際に言い回しを変えるというのもありですが、
ニュアンスが変わってしまうこともあるので要注意です。
また、どうしても字数が合わない場合は
使用するキーワードが間違っていることがありますので、
考え直してみてください。
◆まとめ
長くなってしまったので今回はここまでにします。
キーワードを挙げること、そして補足することは知識がなければできません。
また、キーワードを連結することは何回も練習していかなければなりません。
一朝一夕で身につくようなものではありません。
なので今のうちに始めて周りの受験生に差をつけましょう!!