超簡単に!英検の制度~日程、配点編~
こんにちは(^^)/
大阪府北摂(吹田市、茨木市)の個別指導塾、優良塾宇野辺校です!
英検の受験日が近づいてきたので、過去問を解いています(*^^*)楠木です。
英検は、高校受験や、大学受験、場合によっては就活でも優遇され、
一年間で(2019年度実施分)約400万人が受験する広く有名な資格です。
今日はその英検について、とっても基本的なことだけ紹介したいと思います。
そもそもいつ行われているの…?
英検は、年3回行われています。
2021年度であれば、第1回5月、第2回10月、第3回1月の、計3回です。
また、最近はコンピュータ上で答えを選択するS-CBTという形の試験も、
原則毎週末開催されています。 →英検公式サイト
この2つを併用することで、同一検定回内(例えば第1回検定:4月~7月実施)で受験される場合、
英検S-CBTで同じ級をさらに2回受験することができ、受験機会が広がります。
級ごとに見てみると、
4級までは、リーディング、リスニング、録音形式のスピーキングテストの3技能、
3級以上は、日程を2日に分けて、
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能
以上のテストを行います。
(S-CBTは4技能を1日で受験可能!→また特集します( ;∀;))
級ごとの学習目安は?
一覧をあげてみると…
5級:中学初級程度
4級:中学中級程度
3級:中学卒業程度
準2級:高校中級程度
2級:高校卒業程度
準1級:大学中級程度
1級:大学上級程度
となっています。
大阪府の公立高校入試で優遇される準2級を見てみると、
高校中級程度の語彙が要求されていることがわかります(@_@)
これを必要な語彙数で考えると、約3000語になります!
中学卒業程度のレベルが要求される3級の試験で必要な語彙数は
約1500語なので、単純に計算してその2倍の単語数が要求されるわけです。
配点は…?
英検の配点は、英検CSEスコアという採点方法が採用されています。
これは、技能ごと(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)
にスコアを均等に配分して算出されます。
例えば、中学高校生がよく受ける3級の、技能ごとの満点スコアは550点で、
4技能満点は、1650+550(スピーキング)=2200点です。
また、準2級の、技能ごとの満点スコアは600点で、
4技能満点は、1800+600(スピーキング)=2400点となります。
引用:英検公式サイト
どの級も、技能ごとに問題数は異なるので、技能ごとに1問あたりのスコアが異なります。
じゃあ、満点から問題数で均等に割っていけば、自己採点できるのか!?というと、
英検はそれができません( ;∀;)
公式サイトにも、「スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。」
とかいており、正確にどこで何問とれば合格点!という計算ができなくなっています。
ただし2級以下は、各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格しているとの情報も公式サイトにあるので、
4技能それぞれで6割ちょっと正答していれば、ほぼ合格できることになりますね!!
結局どうすれば良いの??
先ほど、大体6割程度得点できれば…と書きましたが、
これは、各技能で6割取らなきゃ受からない!というわけではありません!
例えば、リーディングが苦手で全然できなかった=不合格ではなく、
他の技能、ライティングやリスニングで挽回すれば、何とかなる可能性があるということです。
(ただし、極端な例を挙げると、どの技能かが0点!とかだとまずいです。
具体的には、準2級で考えると、一次試験(3技能)の合格基準点は1322点で、
リーディング、ライティングが満点(1200点)でも、リスニングが0点なら不合格になります。)
ただ、前述したとおり、合格基準点は定められているので、
そこに到達できるよう、まんべんなく正答数を稼いでいくのが理想です。
最悪苦手分野も4割程度とれれば、
他でカバーすることも可能でしょう(+_+)
過去問を解こう!
とにもかくにもこれですね!
解いたことのない人はもちろん、
受けたことのある人も、過去問を解きましょう。
わからない単語や文法事項があれば調べて、
できるだけ語彙を増やしましょう!
一つ一つの具体的な対策などは、また別の機会に触れていこうと思います(^^♪
皆さんも高校受験、大学受験に有利な英検、
ぜひ自分でも調べてみてください!!
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