地図の図法
こんにちは(^^)/
大阪府北摂(吹田市、茨木市)の個別指導塾、優良塾宇野辺校です!
今日は、先日生徒と話題になった、世界地図の図法について調べました(^^♪
地球を平面にするには…
地球は地球儀を見てもらえばわかる通り、球の形をしています。
これを平面の地図にするには、2次元に表示しなおさなくてはなりません。
しかしここでひとつ問題が発生します。
3次元のものを2次元に描き直すときには必ず歪みが生じてしまい、
面積・角度・距離を同時に全て正しく表示することはできないのです。
この「歪み」を直して、3次元の物を2次元の平面に
正確に描写するための手法を投影法(投影図法・投影画法とも)と言います。
今日は、よく使われている3つの投影法を紹介します。
モルワイデ図法
19世紀にドイツのモルワイデが考案した図法です。
地球を楕円形にして、 北極と南極に近い地方の形のゆがみを少なくした図法です。
この図法は、面積を正しく表した図法です。
面積が正しい地図は、人口の分布図として利用されます。
距離や方位は正しくないです!
メルカトル図法
16世紀にフランドル(現在のベルギー)出身のゲラルドゥス・メルカトルが考えた地図です。
地球儀を円筒に描いたものです。
緯線と経線が直角に交わるように描かれており、
角度を正確に表した地図の図法です。
この図法は、主に、航海図に利用されます。
また、球体のものを無理やり真横に広げているので、北極や南極付近の国は拡大された形で表されてしまいます。
ということは、面積や方位が正しくないのが欠点です。
正距方位図法
正距方位図法は、中心からの距離と方位を正しく表した図法で、
主に、飛行機の最短経路や方位を見るために使われています。
そのため、飛行機の航路を考えるときの航空図として利用されます。
この図法では、中心からはなれるにつれ,土地の形のゆがみがひどくなります。
主に使われているのはこの3つの図法です。
違いをしっかり押さえておきましょう(^^♪
塾長はこんな人!
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