作文の書き方と小論文の書き方1
こんにちは。大阪市の個別指導塾 成上館 鶴見諸口校の浅野です。
本日は作文・小論文の書き方についてです。
今月より授業形式で特別講座として開講していますが、
好評につき終わった授業内容を公開いたします。
授業第一回目は作文を書く前の基本的な部分です。
ご覧ください。
作文と小論文の違い
作文と小論文の違いとはいったい何でしょうか。
大きな違いとして、作文は感想を書くことができます。
理由を書くと説得力のある文にはなりますが、必須ではないです。
一方小論文は客観的に物事を見て、
理由や根拠を出しながら自分の主張をすることが必須です。
ここに大きな違いがあることをまず認識してください。
- 作文は感想が書ける。理由はあってもなくても良い。
- 小論文は理由や根拠が必要で、自分の主張をする。
まずは「作文を書ける」を目標に
「小論文の書き方をすぐに教えてください!」
「今すぐに小論文を書けるようになりたいです」
と特別講座の中で生徒から言われることは多いのですが、
「いきなり小論文は書けない。まずは作文が書けるようになってから」
と答えています。
作文が書けないのに小論文に挑戦することは、
レベル1の状態で魔王に挑戦するくらい無謀です。やめましょう。
- 小論文は作文が書けるようになってから。まずはレベルアップを。
作文の書き方
実は作文の書き方は、小学生の時に習っているはずです。
それを完全に忘れてしまい、
普段は、SNSで文章を書くとしても、短文しか書かないので
作文が書けなくなってしまうのです。
まずは書き方を思い出しましょう。
【5W1Hで書く】
5W1Hとは
いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どうしたか、です。
これは順番も大事です。
この通りに書くと書き漏れなく、
相手に正確に情報を伝えることができます。
例
今日(いつ)学校(どこ)で、
私(誰)は職員室に呼ばれました。(何をした)
先生と進路の話をするためです。(なぜ)
そこで○○高校へ行くことに決まりました。(どうした)
これは基本的な書き方で、相手に正確に伝えることに特化しているので、
明らかに「私」とわかっている場合は省略することや、
なぜを省略したりすることがでてきます。
省略するかどうかは、読む人が聞きたいことは何か?
という観点で考えましょう。
「常に読む側の気持ちになって書く」
これは文章を書く上で最重要のポイントです。
- 5W1Hで書く。
- 常に読む側の気持ちになって書くことが最重要
文章を考える上での基本的な部分でしたが、
次回は実践的な部分を加えていきます。
↓ To Be Continued…
作文の書き方と小論文の書き方2