【第2回】違いのわかる英単語講座「見る」
こんにちは。大阪市の個別指導塾 成上館 鶴見諸口校の浅野です。
本日も日本語訳でややこしい単語の違いについてです。
前回【第1回】違いのわかる英単語講座「話す」
に引き続き、第2回は『見る』です。
look see watch 見る
全て中1で習う基本単語ですが、正しく使いわけができますか?
look
lookは視線を向けるイメージです。
意識的に見ようとして、見るという意味です。
ただし視線を向けた結果、実際に見えたかどうかは関係ありません。
また視線を向ける対象を言うときは
look at~、look to~、look into~、look in~など
前置詞を伴うことも覚えましょう。
see
seeは意識的か自然に見えたかは関係なく、
実際に見えて視覚が脳内に取り込まれることが大切になります。
できるという意味の助動詞 canと仲良しなのもうなずけます。
I see.という表現が「なるほど」という意味になるのもよくわかりますね。
watch
watchは動いているもの、動くと思われるものを見るときに使われます。
ここから日本語訳するとき、テレビを見る、スポーツなどを観戦する、
bird watching(バードウォッチング、日本語になっていますね)などの観察する、
という意味に派生します。
また Watch your steps.(足元に気をつけなさい)という言い方もできます。
※「映画を見る」の小難しさ
さて、「映画を見る」は (watch a movie/see a movie)どちらでしょうか。
テレビで映画を見るのは watch a movieを使います。
映画館のスクリーンで見るのは see a movieを使います。
映画館では動きを見るのでなく、脳内に取り込んでいくイメージですね。
- 前回と同じく、簡単な単語を深堀りしていくと、色々なことが見えてきます。
ネイティブがどう考えて話しているかを知っていきましょう!
シリーズリンク
【第1回】違いのわかる英単語講座「話す」
【第3回】違いのわかる英単語講座「聞く」
【第4回】違いのわかる英単語講座「勉強する」
【第5回】違いのわかる英単語講座「会う」
【第6回】違いのわかる英単語講座「受け取る」