【中1数学】正負の数1
こんにちは。大阪市の個別指導塾 成上館 鶴見諸口校の浅野です。
本日は中1で最初に習う正負の数です。
この単元で出てくる言葉の意味
まずは言葉の意味からです。
これからは、+の数を正の数、-の数を負の数
ということにします。
たし算を加法、ひき算を減法
かけ算を乗法、わり算を除法
ということにします。
また足し算の答えを和、ひき算の答えを差
かけ算の答えを積、わり算の答えを商
ということにします。
それぞれをまとめると、正負の数、加減乗除、和差積商
とリズムよくなります。
また正の数の中で、+1、+2、+3・・・などを正の整数、
負の数の中で、-1、-2、-3・・・などを負の整数といいます。
数直線にしたとき、0からの距離を絶対値という。
符号を外すだけで絶対値になる。
ex1.+5の絶対値・・・5
ex2.-8の絶対値・・・8
- +の数が正の数、-の数が負の数。その中の整数は、正の整数、負の整数という。
- +-×÷加減乗除の答えが、和差積商という。
- 絶対値は数直線上の0からの距離。符号を外すだけ。
正負の数の加法、減法
1.正の数同士のたし算は普通にたし算するだけ。
(+4)+(+7)=11
2.正の数と負の数のたし算は、正の数と負の数の絶対値で比べ、
絶対値の差を出して、それぞれの絶対値が大きいほうの符号にする。
ex.(+4)+(-7)
4と7の絶対値の差は3で7のほうが絶対値が大きいのでマイナスをつける。
答え -3
3.負の数同士のたし算はマイナスがさらにマイナスになっていく。
ex.(-9)+(-3)
9も3もマイナスなので、マイナスがさらにマイナス。
答え -12
4.引き算に関しては、カッコの前にマイナスがでてきたら
符号の次のカッコ内の符号を全部入れ替えてカッコを外す。あとはたし算の要領。
ex1.(+5)-(+4)=(+5)-4=1
ex2.(+3)-(-9)=(+3)+9=12
ex3.(-2)-(+6)=(-2)-6=-8
【超重要】
今やっているのは、たし算とひき算(加法と減法)です。
「かけ算とわり算(乗法と除法)は解き方が違う」ということを、
ここで最低10回唱えましょう。
- 加法と減法の4つのやり方をマスターすること。
- しつこいようですが、かけ算と割り算は解き方が違うので、
まだ唱えていない人はここで唱えましょう。
↓To Be Continued…
【中1数学】正負の数2