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2021.04.30 11:03
勉強方法

英検3級一次試験

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こんにちは。
個別指導塾 南堀江スクール 教育Lab.の山田です。

今回は、英検3級一次試験の配点と合格点、合格のための目標点をお伝えしようを思います!

それに加えて、合格するための勉強方も一緒にお伝えしようと思います!

✔︎英検3級一次試験 配点と合格点

まずは配点と合格点についてお伝えします。

全体の目標点は49点 / 76点(得点率64%)です。

リーディング合計の目標点は18点 / 30点(得点率60%)

ライティング合計の目標点は10点 / 16点(得点率63%)

リスニング合計の目標点は21点 / 30点(得点率70%)で設定しています。

全体の目標点が64%なので、全体の正解率が約7割を超えていれば合格できる確率が高まる、と言うわけです。

(ただし、CSEスコアの性質上、「上記の点数をとれば必ず合格できる」とお約束するものではありません。あくまで参考程度にしてください。)

では、配点と後合格点がわかったところで、それぞれについての勉強法をお伝えしようと思います。

✔︎リーディング対策

パターンを覚えておく

リーディングの大問3で出題される長文読解はパターンが決まっています。3つのパターンの内容と構造を把握しておきましょう。

A.掲示
学内のイベントの案内文、求人広告など幅広い内容が出題されます。
必要な情報が一目でわかるように情報は箇条書きでまとめられています。

B.手紙またはEメール
友人や親戚に宛てたものが多く、ホームステイや学校生活、趣味といった身近な内容が扱われています。
最初に、宛名と差出人を確認し、文中に登場する人物を整理しながら読み進めていきます。

C.説明文
人物の生い立ちや功績、動物の生態や観光地の案内などが多く出題されています。
複数の段落で構成されていますが、1、話題の紹介、2、話題に関する具体的な内容、3、まとめといった流れで書かれています。

語彙力と多読

リーディング試験は3つの問題形式で出題されます。

パターン1と2の空所補充問題では基礎的な語彙力と文法の基礎的知識を試され、長文問題では基礎的な語彙力と文法の基礎的知識を前提にした読解力が求められます。

毎日少しずつでもよいのでコツコツと知識と読解力を積み上げていくやり方が向いています。

語彙力・文法知識を身につけながら過去問や練習問題に挑戦するのと並行して、特に長文問題への対処としてとにかくたくさんの英文を読む多読を行うと効果的です。

多読を行うことで、短時間で英語長文の大意を掴めるようになってきます。制限時間に対して問題数が多い3級試験を突破するために是非身につけておきたい能力です。

✔︎ライティング対策

パターンを覚えておく

英作文は、過去問などを解き、考える練習と考えを英文で書く練習をしましょう。

その際、自分の知っている単語を使って表現するように意識しましょう。また、ライティングには記述方法にパターンがありますので、以下のパターンを覚えておくと回答がしやすいです。

1、冒頭でI think that「…だと思う」と意見を述べ、I have two reasons. で理由が2つあることを述べる。

2、理由についてはFirst,…、 Second,…といった形式で順に理由を説明する。

3、最後は、For these reasons、That is whyなどの「こうした理由で…」といった表現で自分の意見をまとめる。

語数が足りない場合の対処

ライティング試験の目安語数は25〜35語です。

本番の試験を書き終えてみると語数が足りなかったということがあるかもしれませんが、そんなときは「いつ」「どこで」「だれと」といった部分を追加して説明を補強してあげることで字数を稼いでみて下さい。

実際に書いてみる

ライティング試験は他の技能試験と異なり手書きで回答しなければなりません。

スペルや名詞の複数形の語尾変化などのミスはしっかりとチェックされます。ミスを減らすには、手書きで書く練習を繰り返すしかありません。

英検HPから解答用紙のサンプルをダウンロードして実際に書いてみましょう。いきなり過去問を解くのが難しければ、解答例を書き写すことから始めます。

模範解答のなぞりを繰り返すうちにどう書けばよいのかおおよそのパターンが掴め、指定語数の見当がつくようになります。慣れてきたら、頻出表現を覚えて過去問や問題集に挑戦してみましょう。

とにかく書くこと

ライティングでは、スペリングや文法が正しいことはもちろんですが、書くための自分の意見を持っていることがとても大切です。

書き出すことに躊躇してしまうと時間がなくなっていき、次第にパニックになり、何も書くことができないということが起こってしまいます。

この状況に陥ることを避けるためには、自分の意見を持っていることが重要なのです。

ライティングでは書くことによって点数がもらえる可能性が出てくるので、まずは何も書かないという状況を作らず、何かを書くということを意識しましょう。

✔︎リスニング対策

会話の冒頭と最後に注意する

会話の聞き取りでは、会話のテーマをできるだけ早く掴むことが大事です。

そのヒントは冒頭のセリフに含まれていることが多いので、しっかり注意を向けましょう。

そして、会話の最後は正解の選択肢に直結することが多い部分です。おきまりのWhoやWhenなどの疑問詞で始まる問いに的確に答えるためには、会話の最後を注意して聴くことが重要です。

シャドーイング

リスニング試験の効果的な対策として、「シャドーイング」をご紹介します。

シャドーイングとは、英語音声を聞いたすぐ後から復唱することでリスニング能力を磨く学習方法です。

リスニング能力は、英語のリズムやイントネーションに慣れることでしか向上できません。シャドーイングを繰り返すことで、今まで聴き取ることが難しかった単語が理解できるようになります。

このシャドーイングは声に出すことでよく使われる会話表現を自然に覚えられ、また、スピーキング能力も鍛えられるので、2次試験対策としても有効です。

私自身、シャドーイングは他の勉強法と比べて重宝しています。実際に声に出してみるこの勉強法は、かなり効果が高いです。

✔︎最後に

英検3級の全貌が把握できたでしょうか? 

英検は問題形式が決まっていますので、ひとつひとつの形式をよく把握しておけば、それぞれの正解率を上げることができます。

冒頭でもお伝えしましたが、合格ラインは6、7割程度。地道な対策が合格のカギです。

合格を目指してがんばってください!

二次試験の対策はこちらの記事です!

当塾では英検対策も行っております。

また、無料体験授業も行っておりますので、興味のある方は是非お越しください。

個別指導塾 南堀江スクール教育Lab.
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