南堀江スクール 教育Lab. ブログ

2021.02.20 15:58
入試

中学入試の体験

テキストと人形

こんにちは、大阪市西区の個別指導塾 南堀江スクール 教育Lab. 谷口です。

今日は私自身の中学受験の体験についてお伝えしようと思います。

親に連れられて大手進学塾に入塾

私が中学受験の勉強を始めたのは小学3年生の冬でした。
中高一貫校に行き、国公立大学に入学してほしいと望んだ親に連れられ大手進学塾の冬期講習に参加したのが始まりです。当時の私は、学校の成績はそこそこ良く、特に勉強苦手意識もなく天狗になっていました。しかし、初めての進学塾での勉強は、小学校で習う内容よりは進度が早く、何が起こっているのかわからないまま塾の授業が進んでいきました。そして、その授業の内容を踏まえ、本科授業に参加するためのテストを受け、一番レベルが下のクラスに入ることになりました。その当時習った内容は角度に関する内容で、三角形の内角の和が180度、といわれてもそもそも角度ってなに?という感じでそもそも何の話をしているのかわかっていない状態でした。当時天狗になっていた私には少し不本意な結果で、まず、出来た目標はもっとレベルの高いクラスに行ってやる、ということでした。

教師と学生
男性教師と男女の学生

塾での勉強

当時から私は受験の理系科目が大の苦手で、特に算数が本当に嫌いでした。一方国語や社会は楽しんで学習でき、苦手ではなかったので、勉強の時間配分を理系科目に多めに割り当て勉強していました。その進学塾では、チューターや先生方に質問できる機会が多くあり、また、定期テストの後には自由参加の解説会などもあったので、そういった機会はほとんど欠かさず利用していました。おかげで算数の成績は少しずつ上がり、5つ中3つ目のクラスまでは上がることができました。結局、中学入試が終わるまで、それ以上上のクラスに行くことはできませんでしたが、そのクラスの中で上の下ぐらいの順位をキープすることを目標に頑張っていました。また、社会は特に得意科目で、先生方の授業が面白く、退屈しない授業だったので、全く苦に感じることはありませんでした。例えば、やたらと日本地図を書くのが上手な先生がいらっしゃり、その方のおかげで47都道府県をすぐに覚えたり、自分でも実際に日本地図を書く練習をしました。その先生だけではなく、どの先生も個性あふれる方ばかりで、面白くない授業というのは少なかったです。やはり小学生が楽しんで勉強できる授業づくりは徹底されているように感じます。

塾での生活

当時の私は、合格までどのようにアプローチしていけばよいのかあまりわかっていませんでした。つまり合格というおぼろげな目標だけで、具体的な数字などの目標は持たず、がむしゃらに目の前の課題に取り組むという感じでした。ですので、具体的にどのように頑張ったかと問われるとなかなか答えがありません。しかし一つ言えるのは、解いてわからなかった問題は必ず質問に行って解決していたということです。また塾側はプロなので、先生方の指示に従えばある程度は成績が上がりました。なので、塾に勉強に行っているようで、半分遊びに行っているような感覚でした。学校外の友達は学校とはまた違って楽しかったですし、ペットボトルにチョークの粉と水を入れて忘れ物コーナーに放置するなど、しょうもないいたずらもしました。

試験直前から合格発表

受験前の年明け後2週間ほどは、小学校を休み、ずっと過去問に取り組み、丸付け、解きなおし、質問をずっと繰り返しました。その間はあまり遅くまでは勉強せず、体調を崩さないようにしっかり休息をとるようにしていました。そして試験本番では、思っていたよりは落ち着いて解くことができ、そこそこ手ごたえはありました。社会では直前に復習していた内容が出題されたり、国語では当時はやっていた小説が出題されたりと、気持ちに余裕がありました。そして翌日も同じ志望校の別日程の試験を受け、その後に前日の合格発表がありました。結果は第一志望の奈良の中高一貫校に合格、その日受けた試験の内容は、合格の喜びで何も覚えていないというのが正直なところです。試験の成績については、合格最低点と同じ点数で、首の皮一枚で合格していたようで、喜びの中に、ヒヤっとしたのを覚えています。そして、それを塾に伝えると、まさか本当にそのコースに合格したの?というような反応で、改めて自分の成績がひどかったことを突き付けられました。また、一緒に受験した幼稚園からの幼馴染は不合格で悲しかったです。ですが、それまでのつらい日々を思うとあまりにうれしく、合格後はふわふわした気持ちで過ごしていたので、いろんな場所でこけたり階段から落ちたり、2週間ぐらい怪我だらけになってしまいました。

小学生時代の後悔していること

中学受験を通して私が後悔していることは、計算の練習を怠ったことです。私が通っていた塾では、毎日計算問題を練習するためのテキストが配布されていました。当時の私はそのテキストが苦手でめんどくさく、ほとんど手を付けませんでした。小学生の私には先生がたの言葉は届かず、計算なんてできなくても大丈夫と思っていましたが、現在私が様々な生徒さんと関わるようになって、計算がとても大事だと実感しました。計算は、英語でいうところの単語、つまり数学、算数の基本単位のようなもので、これが正確にできないことには何も始まらないのです。また具体的な数字での目標を持たず闇雲に勉強していたこと、また質問にはいくけれども、ただ問題が分からないと先生に丸投げするだけで、自分自身に対してトラブルシューティングをせず、何がわからないか自分でも把握できていなかったことは、後にもっと早く気づいておけばよかったと思いました。

塾に通って良かったこと

塾に通っていてよかったことは、近いレベルの友達と切磋琢磨しあえることでした。私が所属していたクラスの中でも、この子より下の順位は嫌だ、とか、あの子を目標に頑張ろう、と周りの子たちが良い刺激になり頑張り続けることができました。また、学校以外のコミュニティーを持つということも、学校内で井の中の蛙にならず、自分のレベルを知るいい機会でした。そしてなんといっても、受験のプロである先生方のサポートはなくてはならないものでした。また、勉強をする環境という点においても、集中でき、困ったときには頼れる存在がいたので、塾なしでの中学受験は考えられません。

中学受験を終えて

受験生活において大変だったことは、学校との両立でした。学校が終わって帰宅したら、すぐに着替えてお弁当を持って塾に向かい、帰ってきたら学校の宿題と塾の宿題を終わらせる。週末も朝から塾のテストがあり、それが終わっても塾や学校の宿題をしなければならず、自分が好きなことができる時間は多くありませんでした。5,6年生では週4~5日塾に通っていました。そして受験直前の冬休みからは、朝から晩まで塾に缶詰めで、昼ご飯と晩ご飯は塾で食べていました。帰りも22時前で最寄り駅まで親に迎えに来てもらっていました。今思い出しても二度と繰り返したくはない日々です。しかし言われるがままでも一生懸命頑張ったことは、実際に合格につながり、志望校に合格しました。そして合格最低点を取っても受験は次のステップの始まりにすぎないということは入学後に実感しました。中学高校では、具体的なビジョンを持って勉強に取り組みました。こちらはまた別の機会にブログで紹介したいと思っていますので、是非そちらもお読みいただければ幸いです。そして、受験で頑張ったことというのは、一生もので、学んだ内容だけでなく、頑張ったという事実は、今でも私の支えになっています。また、受験勉強を経験したことで、算数が苦手な生徒さんの気持ちはよくわかりますし、つまずくポイントもよくわかるので、20代になった今でも役に立っている経験の一つです。 では、また次のブログでお会いしましょう。

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