2021.03.02 19:23
勉強(考え方・教え方)
英語がスッキリしない理由① 文法の違い

こんにちは。
左京区一条寺の個別指導塾 整心館一乗寺校です。
今日は英文法のお話です
現在完了と過去形の違い…?
中学3年生以上のみなさん、現在完了は覚えていますか? have + 過去分詞で「継続・完了・経験」を表すというものです。
私自身もかつて塾で現在完了を学びました。それは次のような例文でした。
She has visited Canada three times.(彼女はカナダに3回行ったことがあります)
そして、この文章は経験の意味をあらわすと教わりました。
何が違うのかわからない
当時中学生だった私は、「カナダに3回行ったのなら、単純に3回行ったと(現在完了ではなくて)過去形の文章で言えばいいのに(過去に、カナダに行ってるなら、当然カナダに行った経験も持ち合わせているのだから!)」と思いスッキリしませんでした。
言われてみれば、過去形も完了形も同じような感じがしませんか?
見えない違い
日本人にとってこの違いが分かりにくいのは、日本語では過去形と現在完了の文法的な区別が明確でないからです。すなわち、英語では区別していることでも、日本語ではしていなかったするわけです。
日本語では見えない区別を英語ではしなければいけない。
これが、英語が難しい理由の一つです。