たとえ話のススメ【難しいことを理解させる技術】

こんにちは!
保護者の方からたまに受ける質問です。
「家で宿題などを教えるとき、どうやったら子どもに理解させることができますか?」
そのひとつの答えが「たとえ話を使う」です。
- 複雑なものを身近に感じられる
- 概要を捉えることができる
頭が良い人はたとえ話がうまいとも言いますよね。
特に経営者などは、総じてたとえ話がうまい。言い方は悪いかもしれませんが、自分の高度な考えを、自分より能力の低い従業員に伝えていかないといけないからだと聞いたことがあります。
本日はたとえ話の効能と、一つの例をお伝えします!
複雑なものを身近に感じられる
IDとパスワードとは?
突然ですが、IDとパスワードって何?と聞かれて説明できますか?
いろんなWEBサイトやアプリで、マイページにログインする時に使いますよね。
これは私が10年以上前、ウェブについて触れだした(mixiとか…)ときに疑問に思って、情報工学部の友人に質問したことです。
毎回IDとパスワード、2つも入力する必要ある?とめんどくさく思っていたんです。
するとその友人はこう説明してくれました。
IDは「あなたはだれですか」、パスワードは「本当に?」って聞いてるんだよ
めちゃくちゃ分かりやすくて、感動したのを覚えています。
これ、たとえ話を使わずに説明したら、たぶんITの用語とか出てきて簡単には理解できないんじゃないかなと思います。
概要を捉えることができる
概要だけ分かれば良いことは多いです
上の例、人によっては「それじゃ不十分だよ」って思うかもしれません。
でも当時の私には、そのレベルの理解で十分でした。
その話を聞いてから、IDとパスワードを入力する時に感じていためんどくささが格段に減りました。
そして、ITを身近に感じられました。当時はITリテラシーは本当にゼロでしたが、自分にもできるかも、と思えました。
子どもが勉強に対してそう思ってくれたら、最高ですよね
整心館の先生も、他の先生と話し合ったりして説明の仕方を日々工夫しています!