【京大生オンライン】志望校の決め方【質問フォーム回答】

こんにちは!
京大生オンライン塾では、匿名で質問できるGoogleフォームがあります。
そこでこんな質問をいただきました。
質問ありがとうございます!
どう書こうか迷って10回くらい書き直していたら、遅くなってしまいました…
回答していきます!
もしかしたら、動画でも解説するかもです。
そのときはこの記事にリンク貼りますね!
この質問は、質問者さんの状況によってかなり回答が変わってきます。
現在の学力や学年、性格、得意なことや苦手なこと。
「やりたいことを見つけて打ち込みたい」のか「やりたいことはなくていいから、それなりに幸せに生きていきたい」のか、などなど。
とはいえ、多くの場合はこうしたらいいんじゃないかなという、個人的な考えはあって、それを書きます。
私の今までの経験や価値観を含む話なので、参考程度にどうぞ。
まだ進路決定まで時間あるので、じっくり考えてみてくださいね!
【私ならこうします】
医者や弁護士、技術職・研究職、美容師などに少しでも興味がある
医学部や法学部、その分野の学部へ。他にやりたいことができたら、その分野へ進路変更することも可能です。(医学部は必ず医者にならないといけない、ということはありません)
上記の職業にはならなさそう⇒できるだけ偏差値が高い大学・高校へ
大学の学部は、続けられそうならなんでも大丈夫です。海外に興味があるから外国語学部とか、機械を触るのが好きだから工学部とか。
回答が学歴主義みたいな感じになってすみません。
前提として、私自身はものすごい高学歴ではありませんし、人の学歴も気にしません。
学歴は私より低くても、尊敬している方やかっこいいと思う方もいます
ただ学歴によるメリットは大きいので、やりたいことが決まってないのであれば、手に入れておくべきです。その理由(メリット)を、ここから解説していきますね
学歴の2つのメリット
私ができるだけ偏差値の高い大学・高校への進学を勧める理由は次の2つです。
生きやすくなる
これは主に仕事や収入に関する理由です。起業や独立をする人はあまり関係ないかもですが、そういう人ばかりではないので、大事な要素だと思います。
将来やりたいことが決まった時、ある程度の経済的体力がないとやりたくてもできないということになりかねません。
冒険せず穏やかに暮らしたい、という場合も、経済的に不自由すぎるとストレスが増えてしまいます。
仕事を探す時も、働きだしたあとも、高卒よりは大卒、同じ大卒でも難関大卒の方が、内定や昇進で有利だったり、昇給スピードが早かったりすることがあります。
下記の資料では、高卒と大卒の生涯賃金の平均を比較すると、数千万円の開きがあるとされています。(あくまでも平均なので、すべての企業や人に当てはまるわけではないです)
参考)独立行政法人 労働政策研究・研修機構
ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集
より広い選択肢を残せる、賃金を稼ぎやすいという観点で、メリットと言えるのではないでしょうか。
また、将来外国で暮らしたい場合、ビザ(長期滞在するのに必要)を取得するのに、条件が大卒以上になっている場合があります。海外で暮らしたい人には、メリットになりますね!
受験を通して学力が身につく、自信がつく
このメリットは、個人的にはめちゃくちゃ推したいです。
というのも、高校卒業後や大学卒業後も、勉強は続きます。数学や現代文の勉強ではなく、主に仕事に関連した内容や、組織や心理について学ぶことが多いと思います。
その際に、
- 長文や難解な文章を読み解く能力
- 英語の文章、動画から情報を集める能力
- 数値から意味を持つ情報を得る
- 体系的にまとまっていない(先輩に聞くしかない、ネットに断片的にしか載っていない)情報を、自分でまとめて理解する能力
- コツコツ継続する能力
どれもできないと、仕事がつらくなってしまいます。分からないこと、できないことが増えていって、成果が出ないし、会社にいる存在価値がなくなっていくからです。
反対にこれらがきちんとできていれば、例えばお店を持ちたいとか、新しいサービスを作りたい、今の製品をもっと良くしたいと思ったとき、強みになりそうですよね
なので結構、受験勉強で養われる能力って卒業後も武器になるんです!
それに加えて、「難しい問題が解けた、偏差値の高い大学に入れた」という経験は、自信にも繋がります。
やりたいことができた時に、難しい内容を読んだり、覚えたりしなければならない時に、「できる」と思えるか、「こんなん無理…」となるか。この差は大きいです。
「自分ならできるんじゃないかな」と思えたら、最強ですね!
どんどん挑戦していけそうです
以上です!あくまで私の考えなので、ぜひ自分でもどうしたいのか、考えてみてください。
ちなみに、どこに進学するかも大事ですが、そこでの過ごし方も大事で、これだけで人生決まるわけじゃないです。
じっくり考えて、納得のいく進学先を見つけてください!