【教え方】数字に強くなるには

こんにちは!
塾に寄せられるお悩みとしてトップクラスに多いのが、「算数・数学に関するお悩み」です。
以下のことをすると、解決するかもしれません。
- 角度を変えて眺めてみよう!
- 計算力を高めよう!
- めちゃくちゃ難しい問題を粘り強く解こう!
早速見ていきましょう!
角度を変えて眺めてみよう!
1 + 1 = 2だけが足し算じゃない
足し算の勉強をするとき、
- 1+1=
- 3+7=
- 25+34=
などを繰り返すだけになっていませんか?
もしも足し算につまずいているなら、こういう足し算もやってみましょう!
- 1+〇=2
- 3+〇=10
- 25+〇=59
「1に何を足したら2になりますか?」という問題です。
同じ問題を違う角度から見ることができ、これを何問か解いてから通常の足し算に戻るとすんなりできることがあります。
これは文章題でも応用できます。
「10円のお菓子をx個買って100円払ったらおつりが20円でした。」⇒方程式は10x+20=100
問題集などではこのような問題が多いですよね。
これも解いてみましょう。
「方程式が10x+20=100になる文章題を自由に作りましょう。」
「x日間、毎日10ページ読書をして、最後の日は追加で20ページ読んだら100ページになりました。」
「10人がX円ずつ寄付をしました。その後追加で誰かが20円寄付をしました。集まった金額は100円でした。」
など、何でも作れますね。こちらは数字⇔言葉を置き換えることが苦手な生徒に有効です。
計算力を高めよう!
文章題が苦手じゃなくて、計算力の問題かも?
「文章題が苦手です」
これには原因が2つあります。
「文章から数式を作るのが苦手」
「実は数式は出来ているのに、計算力が無くて途中であきらめてしまう」
保護者の方、自分の子どもは前者だと思っている方が多いです。(上記「角度を変えて眺めてみよう!」が効果的です)
教室で実際に教えている体感では、生徒の半分くらいは後者です。
基本的な計算(加減乗除)は極限まで高めるといいですよ!意外と一瞬で上がります。
おススメは、2桁×2桁、もしくは2桁×1桁をひたすら解くこと。慣れると2桁×1桁なら2秒でできるようになります。
(教室長、実際に2秒でできます(40問で80秒))
式は合っているのに、計算に自信がなくて途中であきらめてるパターン、意外にあります。
めちゃくちゃ難しい問題を粘り強く解こう!
めちゃくちゃオススメです
2x+1=5 は解けるのに、
22/35x+8.7346=-3.2/0.09
は解けない、という生徒は多いです。数字が変わっただけで、実は同じ問題です。
普段から数字を複雑にした問題を自分で作って、解いてみるようにしましょう!
これをやる一番のメリットはこちらです
計算のルールや公式を確実に身につけられる
2x=6などのシンプルな問題は、理解していないのになんとなく正解できる子が一定数います。
そういう感に頼っている生徒は、これが2x=6.1になったらもうできません。
本質やルールをしっかり理解しないとできないですね
今回ご紹介したのは、実際に整心館一乗寺校でおこなっている指導方法です。
ご家庭でも試してみてください!