【京大生オンライン】数弱の京大理系数学対策!

京大生オンライン塾の原田です!
今回は数学が大の苦手な私が、どう京大数学を乗り越えていったのか説明します!
①~文理選択ミスの悲劇~高1から高2まで
私の通っていた高校では、
高1の10月ごろに文理を決めなければなりませんでした。
私は、漠然と「理系ってかっこいいし、就職にも強いし、
周りのクラスメートも理系だし、理系にしよう」と考えていました。
また、当時の私の成績は、バランス型と言ってよく
(若干、数学より国語のほうが得意でしたが)、
高校の先生には「どちらに進んでも大丈夫!」
と言われていました。
そんな私に不穏な風が吹き始めたのは、
高校2年の2学期頃、数Ⅲを授業でやるようになってからでした。
数Ⅲは理系だけがやる教科で、大変な計算力を求められ、
若干抽象的な考え方が出てきます。
数Ⅲがテストに出てから私の点数は一気に落ち込み、
かつては上位20%に入っていた数学の点数は
高校の平均点近く、時には下回るようになりました。
その結果、数学に拒否反応を示すようになり、
数ⅠA、ⅡBもだんだん嫌になりました。
また、理系ということもあり
周りの人は数学が得意であったのもつらいポイントでした。
数学の得意だった高2まで私は、
ひたすら高校で配られた4step数学(数研出版編集部編)を
放課後に2時間ほど予習・復習し、
長期休暇にはこれもまた学校で配られたFocus Gold (啓林館)という
網羅系参考書の難易度**~***の例題のみを何度もやっていました。
学校配布の問題集の答えを配らない高校もあるみたいですが、
私の高校は配ってくれましたので、
解答に自分が何日にこの問題をやって、
この部分ができなかった、というのを書き込んで、
テスト前にはその書き込み付きの解答を眺めていました。
②~高3の春から11月ごろまで~
高3の4月に高校の授業はすべて完了しました。
この頃に吹奏楽部も引退となったので、
私は、5月頃までにはFocus Goldの
すべての範囲の例題を終わらせ、
基本的な問題はストックできたとみなして、
受験勉強にとりかかりました。
そこから「スタンダード数学演習Ⅰ・A・Ⅱ・B 受験編」(数研出版編集部編)と
「クリアー数学演習Ⅲ」(数研出版編集部編)を用いて
私は受験勉強を始めました。
スタンダードのほうは*がついた問題を、クリアーはStep upのとこからやり始め、
10月にはすべての範囲を2.3回終わらせました。
③11月~共通テストまで
11月下旬からは
「世界一わかりやすい 京大の理系数学合格講座」(池谷 哲)をやり始めました。
この本は京大受験には欠かせません。
一問、一問自力で考え、何とか2週間で終わらせました。
また、京大の過去問を1週間に1年のペースで解きました。
12月下旬ころからは、共通テストの数学対策をメインにしました。
Z会の難しい共通テスト問題集を6回分解いたおかげで、
2022年の超難化の数学に立ち向かうことが出来ました。
④共通テスト後~
共通テストが終われば、あとはもう京大数学の過去問をやるのみです。
15年分が終わった後、赤本の「京大の理系数学27ヵ年」の中から、
難易度がB(差がつく問題)を選んで、Bの問題だけ25ヵ年終わらせました。
なぜB問題だけかというと、A(落とせない問題)の問題は簡単なので
私にも楽に解き方が見つかり、C,D難易度(受験では捨て問になり易い)も、
数学が苦手な私が時間をかけるのはパフォーマンスが悪いからです。
◆まとめ
問題は何度も繰り返し解いて見返す!自分の能力にあったレベルの問題を解く!
ということがやはり受験において大切であると深く感じました。
私の受験勉強の内容はおそらく、他の京大受験生と格別変わっているわけではありません。
でも、何度も同じ問題を繰り返すこと、解く問題が自分のレベルに合っているかは、
常に心がけていました。こうしたことを意識するだけで、大きく成長できます。
自分がやっていることがこれでいいか不安な時は、
周りの先生や、友達に聞いてみるといいアイデアが得られるかもしれないですよ~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
