【京大生オンライン】大学の第二外国語って何??

京大生オンライン塾の原田です!
大学では、第二外国語といって、
英語以外の外国語を学ぶ時間があります。
今回は、そのことについて書いていきたいと思います。
ぜひ、大学での学びをイメージしてみてください。
①第二外国語の種類と勉強時間
私の通っている京都大学を例に挙げます。
第二外国語の講義は週二コマ(3時間)です。
小テストもたくさん出るので、
皆授業外でも勉強しなければなりません。
一部の文系学部を除き、講義は1年間です。
京都大学で学べる第二外国語は、ドイツ語、フランス語、中国語、
スペイン語、ロシア語、イタリア語、朝鮮語、そしてアラビア語です。
第二外国語でなければ、ギリシア語、ラテン語、
インドネシア語、サンスクリット語、
モンゴル語など、
もっとマニアックな言語を学べるそうです。
ぜひ、自分で調べてみてください。
②第二外国語の難易度
一般に簡単といわれる言語は、
スペイン語、中国語、朝鮮語です。
難しいと言われる言語は、ロシア語、フランス語、アラビア語です。
でも、言語が簡単でも、必ずしも単位が取りやすいわけではないので
注意しましょう。
(漢字で何となく意味が分かる中国語は
発音が難しいですし、
語順が日本語と同じと言われる朝鮮語は、
講義で本格的な作文をすることを課せられるようです。)
ちなみに、京大では、ロシア語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語は、
マイナー第二外国語であるせいか、再履修コースがありません。
これが何を意味するかというと、
単位を落とした時、次の学期で再履修が出来ないので、
来年、同じ授業が開講されるまで待たないといけない、
ということです。恐ろしいです。
ちなみに、単位を落として、(楽、と噂される)中国語に
第二外国語を変更することを「チャイ転」
といいます。
③第二外国語の選び方
では、どのようにして、第二外国語を選択すべきでしょうか。
多分極端に単位取得率の悪い言語はないので、
これはやはり、
自分の興味がある国の言語を選択するのがよいでしょう。
将来その国を旅行したり、仕事をしたいときに役立つでしょう。
あとは、「この外国語できる自分ってカッコイイ」
みたいな考えでとるのもありです。
フランス語を選択した友人は、
ケーキ屋さんに行くと、店名や菓子名の
フランス語に反応して喜んでいますし、
キリル文字にひかれ、ロシア語を選択した友人は
カラオケでロシア民謡の『カチューシャ(Катюша)』
を歌い、歌詞が分かることに感激しています。
ところで、私は何語を選択したと思いますか?
実は私、アラビア語選択なんです。
一番やばそうな言語を選んだな、と自負しています。
このことについてはまた別の記事で書きます。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学の第二外国語を履修すると、
少し自分の世界が広がります。
ぜひ、自分はどんな第二外国語を取るか
想像して楽しんでみてください。
