【京大生オンライン】受験期に親にされて嬉しかったこと、嫌だったこと

京大生オンライン塾の原田です!
今回は、京都大学工学部の学生の私の大学受験における、
両親にされて嬉しかったこと
嫌だったことを語ってみたいと思います。
是非、参考にして下さい。
①嬉しかったこと:自分の好きな献立を作ってくれたこと
全く問題が解けなかった冠模試の帰り道、
学校の実力テストが返され、学年順位が下がっていたとき、
あまりうまくいかなかった共通テスト試験1日目の夜など、
受験生の心をくじくような出来事は
受験人生においてたくさん発生します。
そうやって、落ち込んだまま家に帰ると、
母親はいつも私の好きな料理を
作って家で待っていました。
好物の食べ物には不安を和らげる効果があります。
だから、受験生に好きな料理を作ってあげたり、
好きなレストランに連れて行ってあげると
とても受験生は喜ぶと思います。
②嬉しかったこと:自分のありのままを肯定してくれたこと
私は、受験期に、「これでいいのか?」と、
進路に迷ったことが多々あります。
最初は東大志望でしたが、
成績が伸びなやみ、
11月に京大志望に変更し、
浪人をしないために、
国立中期、後期を受験する決意をしました。
どちらも、学校の先生にはとても反対されていました。
そんな自分の決断を、両親は
何も口出しせず、
「あなたが受けたいところを受けたらいい。
私たちは、子供が後悔せずに受験をしてくれるなら、
それだけでよい。」
と言ってくれました。
自分自身の決断をそのまま受け入れてもらえて、
とても嬉しかったです。
①嫌だったこと:入試に関する知識が少なかったこと
私の両親は高校までしか卒業しておらず、
大学受験の経験がありませんでした。
それはいいのですが、
大学入学共通テストや、奨学金システム、
大学ごとの配点、
大学進学にかかる費用、
出願などの手続きに関する知識が少なくて、
とても不安になりました。
そのため私が、「この冊子見て(制度などについて)勉強して」
と言わなければいけない事態になり、
とてもイライラすることとなりました。
予備校や、高校から配布されるような資料で、
自分の子供に関係しそうな分野の知識は
受験生本人と同等以上のレベルのものを
身に着けておくと、
受験生にとって頼もしくなります。
②嫌だったこと:金銭面について言われたこと
大学進学は非常に大きな額のお金が必要になるので、
仕方ないことなのですが、
私が高校1,2年の時に、県外の私立大学に興味がある
と親に言ったところ、
うちにはそんなお金がない、
と聞く耳を持ってもらえませんでした。
のちに、私は理系の国公立大学の
研究施設の立派さにひかれ、国公立大学を
志望するようになりましたが、
自分ではどうすることもできないお金の話をされることは、
非常に受験生にとってはストレスになります。
どうしても、受験にお金のことは欠かせませんが、
なるべく穏やかな方法で
コミュニケーションをとれるとよいと思います。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
何かとストレスの多い受験生と接することは
難しいことが多々あると思います。
しかし、本人に干渉せず、
受験生に心地よい環境を用意することを
心がけることが
とても大切だと思います。
そうすれば、きっとお子さんも
口に出すことがなくても
感謝することと思われます。
