【京大生オンライン】京大理系女子オススメ参考書!~物理編①~【難関大入試 漆原晃の 物理[物理基礎・物理]解法研究】

京大生オンライン塾の原田です!
今回は自分のオススメの参考書について語ってみたいと思います!
オススメの参考書、その名も
『難関大入試 漆原晃の 物理[物理基礎・物理]解法研究 』(KADOKAWA/中経出版)
です!
①本のレベル
標準的なレベルの問題集(重要問題集のA問題など)を終えて、
旧帝国大学レベルの入試問題にとりかかろうとする
受験生にピッタリの問題集です。
私自身も、大阪大学に合格した吹奏楽部の先輩から
勧められて使い始めました!
②オススメポイント
私は、12月ころからこの本を始めましたが、
もう本当に、「もっと早く始めればよかった!」
という思いでいっぱいです。
標準問題と、難問の間にあるミゾ(この本では急所テーマ、と呼ばれている)
を埋めるための
考え方を身に着けるのに特化した問題集となっています。
例えば、2つの物体が運動するときのの重心不動や、
面積速度一定の法則の成立条件
(円、楕円軌道以外にも、
双曲線軌道でも面積速度一定の法則が成り立つのです!)、
nスリットの波の干渉などが取り上げられています。
……なんだか文字にするだけでも難しそうな問題ですね。
そうなんです、
この本に掲載されている問題は
京都大学の入試問題に十分匹敵するレベルなんです。
でも、この本のいいところは、
図を多用し、一問一問めちゃくちゃ丁寧に解説してくれるので、
そんな難問も理解できるようになるところなんです。
カバーも黒くて重厚感がありかっこいいですし、
文字も大きくて見やすいレイアウトですよ!
③この参考書の使い方
標準レベルの問題集が終わったら、
一日一問ずつ進め、
志望校の過去問を解くときには、
辞書的に使うのがお勧めです。
この参考書には、29問しか問題がないので、
一か月で終わります。
辞書的に使うときはまず、
志望校の過去問を解いてみましょう。
「ああ、もう全然わからない」となったら、
この『物理解法研究』で、似ている問題を探しましょう。
『物理の解法研究』の問題が理解出来たら、
過去問に再チャレンジです。
きっと、少し手が出せるようになります。
大切なのは、この参考書だけをする、
過去問だけをする、
というような勉強をしないことです。
参考書だけを解いても、
志望大学の問題の傾向は掴めませんし、
過去問(赤本)だけをやると、
赤本の問題の解説は雑なので、
いつまでもわかるようにはならないからです。
◆まとめ 『物理解法研究』は旧帝国大学レベルの受験生にピッタリです!ぜひ、過去問と一緒にやりましょう!
『物理解法研究』という参考書は、
まだ知名度がそこまで高くない参考書ですが、
最高の内容です!
ぜひ、本屋に行ったら手に取ってみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
