【京大生オンライン】京大理系女子のオススメ参考書~物理編②~【宇宙一わかりやすい高校物理】

京大生オンライン塾の原田です!
今回は京大理系女子の私が、
受験期にお世話になった参考書について書こうと思います。
その名も、『宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子』(鯉沼 拓 著)
です!
……え、とても簡単そうな参考書に見えますか?
いえいえ、この本を侮ってはいけません!
①『宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子』について
「宇宙一わかりやすい」シリーズというと、
ゆるくてかわいらしいイラストが特徴のシリーズで、
他にも高校化学や、高校生物のシリーズがあります。
また「宇宙一わかりやすい高校物理」にも、
力学・波動分野と、
電磁気・熱・原子分野の2冊が存在しますが、
私のお勧めは、電磁気・熱・原子分野です。
著者の鯉沼さんは、
この本を書いた当時、
現役の東大生でした。
鯉沼さんは、
自身の高校時代の経験をもとに、
この本を執筆されたそうです。
物理の参考書というと、
堅苦しいものが多いですが、
この本は親しみやすい口調で
かわいいイラストとともに
物理の内容がまとめられています。
②難易度について
とても簡単なので、
学校の授業の予習・復習、セミナーなどの教科書傍用問題集と
一緒に学習するとよいです。
基礎が一気に固まります。
私も、高校の授業範囲がすべて終わる3年の9月まで、
この本を使っていました!
③オススメポイント
私が『宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子』をおすすめする理由は、
抽象的なものがキャラクター化されていて、
分かりやすいからです。
力学や波などは、実際に物体を投げてみたり、
水面の波を観察したりすることで、
物理現象のイメージが持てますが、
電気の流れている様子や、
原子の構造などは、
まず見ることが出来ません。
具体的なイメージが持てないので、
電磁気や、原子にとっつきにくさを感じる人も多いと思います。
しかし、『宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子』では、
例えば電磁気では、コイルや磁場などが、
それぞれ特有の性格をもつキャラクターとして描かれています。
その性格が
いろいろな物理現象が起こるのを
納得させられるように作られています。
使い方としては、
自分に必要な範囲を読むだけで大丈夫です。
先に右ページのイラストを眺めてから
左ページの解説を読むといいと思います。
この本のおかげで、
私は実際に電磁気の問題を自分で解くときも、
それぞれのキャラクターの性格を思い出しながら解いていました。
◆まとめ 『宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子』は超オススメ参考書です!ありとあらゆる学力層の人におすすめできます。
よろしければ、書店で手に取ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
