【京大生オンライン】両親は高卒だけど、私が京都大学に受かった理由

京大生オンライン塾の原田です!
あまり聞いていて心地よいものではありませんが、
巷では「子どもの学力は親の学歴と相関する」
という意見があります。
この意見には、ある程度正しいこともあるのかな、
と思いますが、やはり、親の学歴がすべてではないと思います。
他にも重要なファクターはあると思います。
その証拠に、私自身両親が高校までしか出ておらず
(実業系の高校で進学校でもありません)
それなのに、子である自分が京都大学に通っているからです。
ではなぜ自分が京都大学に合格できたのか、
考えていこうと思います。
①理由:家族の仲がよいから
私の家族(私、弟、父、母)はたぶん仲良しだと思います。
父母が喧嘩しているところはまず見ませんし、
家事は父母でうまく分担していており、
今でも度々二人で食事に行っています。
私と弟も年子で、小さいころから双子のように、
一緒にゲームをして遊んでいました。
弟も高校生となった今でも、
勉強の話などをして盛り上がっています。
(私と同じ、県トップの進学校に通っており、
いい話し相手になっています。)
家庭環境で、悩むことがないので、
勉強に集中できたのではないかと考えています。
②理由:学びの場を設けてくれたから
私の母親は、おしゃれが好きであり、
よくファッション誌を立ち読みするために、
本屋に行っていました。
いろいろな雑誌を読み、その内容を頭に入れるために、
体感として週に2~3回ぐらい本屋に行ってたと思います。
(イオンに買い物に行くときは必ず本屋に行きました。)
子供たちもそれに付き合って、本屋に連れていかれたので、
そこで、いろいろな児童書に触れることが出来ました。
そのおかげで、私も弟も読書好きになりました。
あと、学びの多いような、科学館、水族館、動物園、植物園などにも
よく連れて行ってもらいました。
その一方で、
ゲームセンターやカラオケには
ほとんど連れて行ってもらってなかったので、
(多分両親にそういったものを嗜む文化がなかったようです)
中高生になって友達と遊ぶときに、
これらのシステムが分からず、
戸惑うことがよくありました。
あと、両親はどちらも家事をよくやってくれ、
清潔な部屋、手作りのおいしい料理がいつも用意されていたことは
環境として大きかったです。
また、周りの高卒の両親の家庭と異なり、
たばこやアルコールは健康に悪いから、
とやめており、
お金のかかる趣味も持ってなかったので、
その分子供に財的なリソースを与える考えが私の両親にありました。
③理由:いい意味で放任主義だったから
私は、親に「勉強しなさい」と言われたことがありません。
親によると、「自分が勉強してなかったのに偉そうに言えない」
と答えられましたが、
両親は、私の好きなものや、お小遣いの使い方などに干渉したり、
変に否定したりしませんでした。
大学受験でうまくいかないときも
「あなたが悔いなく受験できるのであれば、
大学はどこに行っても(ただしお金かかるので私立NGですが)いい」
と自分をけなさず言ってくれた時はホッとしました。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
おそらく、子供の学力に影響を与えるのは、
親の子供に対する接し方です。
高学歴の親の子供が有利なのは、
親が子供の教育に関心が高く、
科学館に連れて行ったり、本を一緒に読んだりするといった
知的な営みが多く、
生活に余裕があるために、
子供に時間をかけて構えるのが原因かと思われます。
ただ、そういったことは別に学歴関係なくある程度できることばかりです。
自分ももし将来子供が出来たら、
子供との接し方には気を付けたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
