【京大生オンライン】スマホを有効なツールに。

京大生オンライン塾の林です!
最近は私立入試が終わり、講師たちのもとに続々と合格の知らせが届いており、嬉しい限りです。来週には国公立大入試、そして3月には公立高入試が控えています。最後の追い込み期だと思うので、力を振り絞って、けれど無理はせず頑張ってほしいなと思います。
さて、今日はスマホについて書いてみようと思います。特に高校生へ向けた記事とはなりますが、中学生・小学生でスマホを持つ親御さんにも是非読んでいただきたいと思います。
①スマホは善か?悪か?
今や小学生から持っているのが当たり前となっているスマートフォン。『スマホ依存症』という言葉が登場するほどスマホを一時も手から離さず、毎日利用する人は多いと思います。特に学生の間は、LINEやSNSを利用する人も多く、1日の利用時間は自然と多くなります。また、ついつい使いすぎて昼夜逆転してしまうこともあります。
しかし、学生は勉強をしなければならず、受験生は特にスマホとの戦いを強いられます。普段からスマホの使用時間が短く、通知を気にしない人なら苦労はしませんが、私のような即レス人間にはとても大変な戦いでした。音楽を聴いたり、友達との連絡をしたり、SNSをチェックしたりと、アプリを消していても別の方法で利用できるので、こういった点ではスマホは「悪」でした。
しかし、スマホには利点もあります。以前のブログでオススメの勉強系YouTubeチャンネルを紹介しましたが、勉強への有効活用も可能です。そのことに関して次の章から述べていきますが、その点においてはスマホは「善」と言えるのではないかと考えます。
②スマホ機能を有効利用。
最近のスマホには様々な機能がついており、非常に便利です。例えば、スクリーンタイム機能は、一日毎のスマホの画面表示時間を通知で知らせてくれたり、どのアプリを何時間・何分使用したかが分かったりし、スマホ利用時間が多いことが判明すれば、以降の反省に繋がって徐々に使用時間が減っていく効果があります。
もちろん、スマホのタイマーやストップウォッチ機能は時計がない場所で試験演習を行うことに利用できます。また、メモ機能は”To Do List”を作るのに役立ったり、修正が面倒な大論述の下書きを行うのに役立ったりします。
これらの機能を私が受験期の頃、よく使用していてかなりのスマホ依存状態から抜け出し、集中力を持続できるようになりました。
③英単語アプリのエース、「mikan」
次に、スマホでもできる勉強方法について述べていきたいと思います。
高校生で知る人も多いアプリ、「mikan」。このアプリは英単語がクイズ形式で出題され、間違えた問題はその後何度も復習として出題されます。レベルは基礎レベルから難関大レベルまであり、共通テスト向けに作られた単語テストもあります。有料にはなりますが、市販の大学受験でよく見られる英単語帳がmikanには入っています。例えば、鉄壁、ユメタン、速単、ターゲット1900などがあります。他にも、TOEICやTOEFL、IELTS対策のための単語テストや問題集もあり、これさえあれば暗記事項の対策はバッチリになると言えるでしょう。このアプリの単語テストはそこまで時間はかからないので、学校の休み時間や塾への移動時間の際にコツコツとやっていくと良いでしょう。私もそのような活用方法をしていました。
スマホ離れが出来ないからこそ、このようなアプリを入れて勉強時間徐々に増やしていく方法は効果的だと考えます。
④世界史大辞典!? 「世界史の窓」
最後にアプリではないですが、とても良いHPがあるので紹介したいと思います。
それが「世界史の窓」です。世界史選択(A・B問わない)の方なら誰でも知っていると思います。このサイトは、様々な公式文献を参照した上で、世界史の内容を時系列や事件別に詳しくまとめているサイトです。無料で閲覧可能なので、非常に良心的です。あまりにも詳しく述べられているので、教科書の範囲を超えている分野もありますが、世界史の内容で調べる必要が出てきたら利用すると良いでしょう。特に、難関国公立大受験で大論述問題対策が必要で世界史の流れを詳細に知りたい人、また難関私大受験でマニアック問題対策が必要な人にオススメです。ですが、世界史の学習を始めたばかりで授業では流れが把握しきれず、復習したいという初心者の方にもオススメです!
私の受験期には、このサイトに大変お世話になりました。根拠となる文献も掲載されていて、信頼性が高いのでご安心ください!ぜひ利用してみてください。
◆まとめ
今回はスマホの有効活用について書いてみました。他にもスマホの機能や勉強向けのアプリは多く存在するので、スマホ離れが出来ない人は色々アプリや機能を探して自分なりの勉強法を確立してみてください。