「生きた英語」を使う

どうせ学習するなら使える英語を学ぼう
こんにちは。茨木市の個別指導塾 優良塾 茨木星見分校の岡井です。私が社会人になってから衝撃を受けた思い出のひとつに、これまで中学生の頃から学習してきた英語が、海外では全く役に立たなかったという過去があります。予備校でも全国模試でもそこそこ上位に食い込む成績を修めていました。だから、自信満々に海外に出てみたのですが全く、もう本当に全然伝わらない。
実は英会話と普段の英語学習を切り離して行っていると、テストの成績は良くても使えないということになりかねません。そのときはじめて、そのことに気づかされたのでした。どうせ英語を学習するのであれば、使えるものとして学習を進めていきたいですよね。今日は、英語の成績も上げて、使える英語にもする、一挙両得にするための方法について話していこうと思います。ずばり、解決するために必要なポイントは三点です。それは、
- 英語の文法をきちんと理解する
- 発音できるようにする
- いい意味で「適当」に話す
英語の文法をきちんと理解する
これは実際に塾の講師の意見ですが、文法を理解できると予測が働きやすくなるとのことです。たとえば、
『I allow him to enter the room.』という文章があったとします。
英文を聞いている場合、もしも「allow」という言葉を聞けば、次に人が来てtoが来るとこんな意味になるな、と予測をすることが可能であれば、聴き取りやすくなるということでした。もちろん、予測の範囲の言葉が来るので安心感をもって聞き取ることができるわけです。
また、もちろん英文を読みこなしていく際にも、こうした予測読みはとても効果的です。どこからどこまでが、目的語の固まりになっているのかな、、など推測しやすくなります。やはり、こうした文法知識をきちんと理解しておくことは、リスニングにしてもリーディングにしても大切な要素となります。
発音できるようにする
リスニングで何故聞き取れるか、それは自分が話せるからです。何故日本語を聞き取れるのでしょうか。それは自分が話せるからです。一見泥臭く遠回りのように思えるかもしれませんが、発音記号をきちんと理解して、正しい発音で単語を発声することができることが、使える英語を目指すうえで必要不可欠です。
言語をマスターすることは、そう簡単なことではありません。日頃から地道に語彙力を高めていくことが大切です。しかし、覚えるにしても、それを使いこなすためにはどうすれば良いのでしょうか。
一番の近道は真似ることです。今では単語帳にCDが附属したり、ダウンロードコンテンツがあったりと色々な方法で発音を確認することができるので、聞いた単語をそのまま発声できるようになるまで繰り返し練習をしていくようにしましょう。
千里の道も一歩より。いつかは英語を自由に使いこなせる自分にワクワクしながら学習すれば、モチベーションもキープできると思います。
いい意味で「適当」に話す
私たちは普段から日本語で会話しているわけですが、次は主語だな、次に目的語、動詞だな、、、などと考えながら会話しているでしょうか。そんな人はいないと思います。ともすれば、主語が抜けていたり、既に話した内容だったらバンバン省略して会話することありませんか。そして、それできちんと伝わっています。
英語も同様。言語なわけですから、こうした感覚的な反応で会話は成り立っていきます。しかし、こうした反応ができるようになるためにはどうすれば良いでしょうか。一番良いのは、「返し方」を知り、繰り返し口に出して練習することだそうです。
こうきたら、こう返す、、、これを何度も口に出して練習することで、とっさの一言が感覚的に出てくるようになります。言語をマスターするためにはやはり練習あるのみということですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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